股関節痛・鼠径部痛(グロインペイン)でお悩みの方へ|氷川町・竜北スポーツ鍼灸院

股関節・鼠径部の痛み・スポーツ障害

股関節痛・鼠径部痛(グロインペイン)|鍼灸+物理療法+運動療法で原因を多角的に評価・アプローチ

「走ると鼠径部が痛い」「キックの後から股関節に痛みが残る」「内もも・恥骨あたりの痛みが長引いている」そんなアスリート・スポーツ愛好家の方へ。竜北スポーツ鍼灸院では股関節痛・グロインペインの原因を丁寧に評価し、競技復帰と再発予防まで一貫してサポートします。

股関節痛・鼠径部痛(グロインペイン)とは

グロインペイン(鼠径部痛症候群)とは、鼠径部(そけいぶ)・股関節・内もも・恥骨周囲に慢性的な痛みを生じるスポーツ障害の総称です。単一の組織の問題ではなく、複数の構造が複合的に関与していることが多く、国際的なコンセンサス(Doha Agreement, 2015)では「関連した3つの疼痛グループ(内転筋関連・腸腰筋関連・鼠径管関連)+恥骨関連」に分類されています。

サッカー・ラグビー・アイスホッケー・陸上競技(短距離・跳躍)など、素早い方向転換・キック・スプリントを繰り返す競技に多く見られます。国内では「股関節周囲のスポーツ障害」として整形外科・スポーツ医学の分野で診療されますが、多因性であるため「安静にしたら治る」とはならないことが多い難治性のスポーツ障害です。

股関節の変形性関節症・大腿骨寛骨臼インピンジメント(FAI)・恥骨疲労骨折・ヘルニア(外鼠径ヘルニア)・腸腰筋腱炎・閉鎖神経絞扼など、類似した症状を呈する疾患が多数あるため、正確な評価・鑑別が非常に重要です。

グロインペインの主な原因・関連構造

内転筋群の過負荷・付着部炎

恥骨に付着する内転筋群(特に長内転筋)への繰り返しの牽引ストレスが付着部炎・腱症を引き起こす。

腸腰筋の過緊張・腱炎

腸腰筋の過緊張・腱炎が股関節前面〜鼠径部の痛みを生じさせる。特にランニング・キック後に多い。

体幹・骨盤の安定性低下

体幹深部筋(腹横筋・多裂筋)や股関節外転筋の機能不全が鼠径部への集中負荷を生む。

股関節可動域の制限

股関節の内旋・外旋制限やFAI(大腿骨寛骨臼インピンジメント)が関連していることがある。

⚠ 以下の場合は整形外科・医療機関の受診を優先してください

鼠径部に明らかな膨らみがある(ヘルニアの可能性)・安静時にも強い痛みが続く・股関節の強い可動域制限・外傷後の急激な痛み(恥骨疲労骨折・股関節脱臼の可能性)・発熱を伴う場合は、まず整形外科・泌尿器科等での精査をおすすめします。当院では画像診断(X線・MRI)は行えませんが、必要に応じて医療機関へのご紹介を行います。

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こんな症状はありませんか

・走ると鼠径部(そけいぶ)・内もも・恥骨あたりが痛む
・キック動作・急な方向転換で股関節前面〜鼠径部に鋭い痛みが出る
・練習後に股関節まわりが重だるく、翌朝も残ることがある
・鼠径部・内ももを押すと圧痛がある
・股関節の開き(外転・外旋)や内旋に制限・痛みを感じる
・腹筋運動・体幹トレーニングで鼠径部に痛みが出る
・症状が3ヶ月以上続いており、練習を減らしても改善しない

当院の股関節痛・グロインペインへのアプローチの特徴

グロインペインは「どの組織が痛んでいるか」だけでなく、「なぜその組織に過負荷がかかったか」を明らかにすることが重要です。竜北スポーツ鍼灸院では、股関節可動域・内転筋力・体幹深部筋の機能・骨盤アライメント・スポーツ動作を多角的に評価し、局所への鍼灸・物理療法と体幹・股関節周囲の機能改善を組み合わせたアプローチを行います。

グロインペインの国際的なリハビリテーション指針では、体幹安定化・内転筋の段階的負荷プログラムが回復の中心とされています。当院では「大会・試合が近い」「練習を継続しながらケアしたい」という選手の状況に寄り添い、競技レベル・時期に応じた現実的な施術計画をご提案します。

当院の物理療法機器

当院では中周波治療器(IM-2000)・超音波治療器(ウルトラソン/LIPUS)・ラジオ波治療器(ラジオスティム)・低周波治療器(フィジオアクティブ)・立体動態波治療器(ES-8000)の5種類の物理療法機器を完備しています。急性・炎症期の疼痛緩和から腱・付着部の修復促進・体幹・内転筋の筋力強化まで、症状の段階に応じて使い分けます。

LIPUS(低出力パルス超音波)は付着部腱症の組織修復促進が期待されている治療法です。ラジオスティムの深部温熱療法は股関節深部・腸腰筋周囲の血流改善と筋緊張緩和に活用します。フィジオアクティブのEMSは体幹深部筋(腹横筋・多裂筋)の賦活に有効で、グロインペインの根本的な再発予防に貢献します。

段階的アプローチ

1

炎症期・疼痛軽減期

IM-2000とフィジオアクティブのTENSで鼠径部・股関節周囲の疼痛を緩和。ウルトラソン(LIPUS)で内転筋付着部・腸腰筋腱の炎症を鎮静化。過負荷動作の一時的な制限と代替トレーニングの提案を行います。

2

組織修復・可動域改善期

ラジオスティムの深部温熱療法で股関節深部・腸腰筋の血流改善と組織修復を促進。鍼灸で内転筋群・腸腰筋・梨状筋のトリガーポイントを解放し、股関節可動域を段階的に改善。ES-8000の立体動態波で筋硬結にアプローチします。

3

機能回復・競技動作再獲得期

フィジオアクティブのEMSとES-8000の3DEMSで体幹深部筋(腹横筋・多裂筋)・股関節外転筋・内転筋を段階的に強化。国際的なグロインペインリハプロトコル(Copenhagen adductor exercise など)を参考に、競技動作に向けた段階的負荷プログラムを実施します。

4

競技復帰・メンテナンス期

ラジオスティムの深部温熱コンディショニングで練習後の股関節・鼠径部の疲労をリセット。再発予防のセルフエクササイズ(体幹安定化・内転筋維持トレーニング)の定着を図り、シーズン中の症状管理を継続サポートします。

鍼灸の効果について

グロインペインに対して、鍼灸のトリガーポイントアプローチは内転筋群・腸腰筋・梨状筋の過緊張を直接緩和し、付着部への牽引ストレスを軽減します。複数の研究で、鍼灸治療が股関節周囲の筋筋膜性疼痛・付着部炎の疼痛軽減に有効であることが報告されています。特に体幹・骨盤の安定化運動療法と組み合わせることで、局所の疼痛管理と機能回復の両立が期待できます。

ただし、グロインペインは多因性で複数の組織が関与するため、鍼灸単独で完結する疾患ではありません。体幹・股関節周囲の機能回復を目指す運動療法との組み合わせが、エビデンスに基づく標準的なアプローチです。当院では初回評価で状態を丁寧に確認し、回復の見通しと施術計画を率直にお伝えします。

正直にお伝えしたいこと

グロインペインは「安静にすれば治る」とはならないことが多い疾患です。単純に練習を休むだけでは根本的な改善にならず、体幹・股関節周囲の機能を回復させる積極的なリハビリテーションが必要です。また、多因性であるため「1つの治療法だけで完治する」という期待は持ちにくく、複数のアプローチを組み合わせた継続的なケアが重要になります。

恥骨疲労骨折・大腿骨寛骨臼インピンジメント(FAI)・外鼠径ヘルニアなど、鍼灸・運動療法だけでは対応できない病態が潜んでいる場合があります。当院では「鍼灸でできること・できないこと」を初回に率直にお伝えし、必要に応じて整形外科・スポーツ医への紹介を行います。

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「長引く鼠径部の痛みを何とかしたい」という方、まずはお気軽にご相談ください。

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