野球肘・投球障害(肘)|肘の痛みに鍼灸+物理療法で根本からアプローチ
「投げると肘が痛い」「肘の内側・外側が腫れてきた」「成長期の子どもの肘が心配」そんな方へ。竜北スポーツ鍼灸院では野球肘の原因を丁寧に評価し、鍼灸と物理療法で競技復帰をサポートします。
当院では初回に60分の検査を行い、歩行解析と足部評価の結果をA4レポートにしてお渡ししています。
初回検査コース 60分 6,600円(税込)
野球肘・投球障害(肘)とは
野球肘とは、投球動作の繰り返しによって肘関節に生じるスポーツ障害の総称です。小学生〜高校生の成長期に多く発症しますが、社会人・草野球プレーヤーにも起こります。投球時に肘の内側(上腕骨内側上顆)には引っ張り力、外側には圧迫力がかかるため、それぞれ異なる病態が生じます。
野球肘を放置すると、離断性骨軟骨炎(外側型)では手術が必要になるケースもあります。「肘が痛い」「可動域が制限されてきた」という症状が続く場合は、早期に整形外科での画像診断(X線・MRI)を受けることを強くおすすめします。当院は整形外科との連携のもと、保存療法・競技復帰をサポートします。
野球肘の主な種類と原因
上腕骨内側上顆の剥離・裂離骨折、内側側副靭帯損傷。投球時に前腕屈筋群が過剰に収縮し、成長軟骨が引っ張られることで起こります。成長期に最多。
上腕骨小頭の離断性骨軟骨炎(OCD)。外側に圧迫力がかかることで軟骨が壊死・剥離します。進行すると遊離体(関節ネズミ)が生じ手術が必要になることも。
肘頭・鈎状突起の疲労骨折や骨棘形成。投球終期(フォロースルー)で肘後面が激しく衝突することで起こります。完成期の投手に多い。
肘下がり・体幹の回転不足など不良フォームによる肘への過負荷、または投球数・連投が多すぎる過投球が根本原因となることが多い。
こんな症状はありませんか
- 投球時・投球後に肘の内側または外側が痛む
- 肘の可動域が制限されてきた(伸びない・曲がらない)
- 肘を触ると内側上顆や外側に圧痛がある
- 投球数が増えると徐々に肘の違和感が強くなる
- 成長期の子どもで「肘をかばって投げている」
- 肘の腫れ・熱感・引っかかり感がある
⚠ 外側型(OCD)は進行すると手術が必要になります。肘の痛みが2週間以上続く場合・可動域が狭くなってきた場合は、まず整形外科でX線検査を受けてください。
当院の物理療法機器
当院では中周波治療器(IM-2000)・超音波治療器(ウルトラソン)・ラジオ波治療器(ラジオスティム)・低周波治療器(フィジオアクティブ)・立体動態波治療器(ES-8000)の5種類の物理療法機器を完備しています。野球肘に対する物理療法の効果は研究で十分に確かめられていないため、痛みを和らげてリハビリを進めやすくするための補助として、段階に応じて使い分けます。成長期の骨の成長部への超音波照射は行いません。
鍼灸+物理療法の根本アプローチ
投球を休止し、肘への負担を減らします。フィジオアクティブのTENSで疼痛をコントロール。鍼灸では前腕屈筋群(円回内筋・橈側手根屈筋)・上腕三頭筋のトリガーポイントを解放し、肘周囲の筋緊張を緩和します。
ラジオスティムの深部温熱で前腕・上腕の筋緊張をやわらげ、肘の曲げ伸ばしの可動域回復を図ります(投球時に肘の内側を支える内側側副靭帯を緩めることを目的とした施術は行いません)。ES-8000の立体動態波で深部筋の硬結にアプローチします。前腕・肩甲帯の柔軟性ストレッチ指導も行います。
フィジオアクティブのEMSで前腕・肩甲帯周囲筋を強化。投球フォームの評価・改善指導(肘下がりの修正・体幹回転の活用)を行い、再発しにくい投球動作を習得します。
段階的な投球再開プログラムをサポート。ラジオスティムと鍼灸の定期メンテナンスで練習後の疲労蓄積を防ぎ、シーズン通しての競技継続を支援します。
当院では初回に60分の検査を行い、歩行解析と足部評価の結果をA4レポートにしてお渡ししています。
初回検査コース 60分 6,600円(税込)
よくあるご質問
Q. 子どもが「投げると肘が痛い」と言います。まず何をすべきですか?
A. まず整形外科でX線検査を受けてください。外側型(離断性骨軟骨炎/OCD)は進行すると手術が必要になるケースがあり、早期発見が非常に重要です。肘の痛みが2週間以上続く場合、可動域が狭くなってきた場合は特に急いでください。当院は整形外科との連携のもとで保存療法・競技復帰をサポートします。
Q. 痛みが軽ければ投げ続けてもいいですか?
A. おすすめできません。野球肘は「肘をかばって投げている」段階で既に負荷が蓄積しています。投球数・連投の管理が根本的な対策になりますので、当院では投球数の目安についてもお伝えしています。
Q. 肘が痛いのに、なぜ肩や体幹も診るのですか?
A. 肘下がりや体幹の回転不足といった投球フォームの問題が、肘への過負荷の根本原因になっていることが多いためです。肘だけを施術しても、フォームが変わらなければ再発します。
Q. 内側と外側で何が違うのですか?
A. 投球時に肘の内側には引っ張り力、外側には圧迫力がかかるため、生じる病態が異なります。内側型は成長期に最も多く、外側型(OCD)は進行すると手術が必要になることがあります。後内側型は完成期の投手に多く見られます。
Q. 成長期の子どもに鍼は使いますか?
A. お子さまの場合は、鍼を使わない選択もできます。物理療法・柔軟性改善・フォーム指導が中心になることも多いです。ご本人とご家族が納得された方法で進めます。
※ 症状の経過や効果の感じ方には個人差があります。診断・治療が必要な状態と判断した場合は、医療機関の受診をご案内しています。
鍼灸の効果について
内側型野球肘に対する鍼灸の効果を直接調べた質の高い研究は、現時点ではほとんどありません。当院では鍼灸を、前腕屈筋群など肘周囲の筋緊張や痛みを和らげる目的で、補助的に用います。回復と再発予防の中心は、投球の休止と投球数の管理、そして投球フォーム・肩甲帯・体幹・股関節の機能改善です。成長期の内側型では骨(内側上顆の骨端)の障害を伴うことがあるため、整形外科での画像評価を前提に進めます。ただし外側型(離断性骨軟骨炎)は鍼灸の適応外となる場合があり、整形外科的治療が優先されます。当院では状態を丁寧に評価のうえ、適切なアプローチをご提案します。
正直にお伝えしたいこと
野球肘の中でも外側型(離断性骨軟骨炎)は、病期によっては保存療法では改善せず手術が必要な場合があります。当院では「できることとできないことを最初に正直にお伝えします」というスタンスで対応しています。
整形外科でのX線・MRI評価なしに施術を開始することは行いません。画像診断で骨・軟骨の状態を確認してからでないと、適切な施術計画が立てられないためです。
「何回で治る」という一律の保証はできません。しかし、原因をしっかり評価し、鍼灸×運動×投球フォーム改善で再発しにくい体づくりをサポートすることをお約束します。
当院では初回に60分の検査を行い、歩行解析と足部評価の結果をA4レポートにしてお渡ししています。
初回検査コース 60分 6,600円(税込)


