手根管症候群・胸郭出口症候群でお悩みの方へ|氷川町・竜北スポーツ鍼灸院

神経・血管障害

手根管症候群・胸郭出口症候群|手・腕のしびれに鍼灸+物理療法でアプローチ

「手がしびれる・夜に痛みで目が覚める」「首から腕にかけてだるさやしびれがある」そんな方へ。竜北スポーツ鍼灸院では末梢神経障害の原因を丁寧に評価し、鍼灸と物理療法で根本からアプローチします。

手根管症候群・胸郭出口症候群とは

手根管症候群とは、手首にある手根管(腱・神経が通るトンネル)の中で正中神経が圧迫され、親指〜薬指にしびれ・痛み・筋力低下をきたす病態です。デスクワーカー・スポーツ選手・妊産婦に多く、夜間に症状が悪化する傾向があります。

胸郭出口症候群とは、頸椎・第一肋骨・鎖骨・前斜角筋の間で腕神経叢や鎖骨下動静脈が圧迫・牽引され、上肢のしびれ・脱力・血行障害が生じる病態です。なで肩・猫背の方や、水泳・野球・バレーボールなどのオーバーヘッドスポーツ選手に多く見られます。

主な原因

手首への反復負荷

タイピング・グリップ動作の繰り返しによる屈筋腱腱鞘の炎症と肥厚。

姿勢・筋バランスの乱れ

猫背・なで肩・頸部前傾による神経・血管への慢性的な圧迫。

前斜角筋・小胸筋の過緊張

胸郭出口部の筋肉が硬直し腕神経叢を締め付ける。スポーツ選手に多い。

頸椎・解剖学的変異

頸肋・頸椎椎間板の変性など構造的因子が神経圧迫を助長。

こんな症状はありませんか

・親指〜薬指(橈側3指半)にしびれや灼熱感がある(手根管症候群)

・夜間〜朝方に手のしびれや痛みで目が覚める

・首から腕・手にかけてしびれ・脱力・だるさがある(胸郭出口症候群)

・腕を上げると症状が悪化する、または軽減する

・細かい作業(ボタン留め・箸の使用)がしにくくなってきた

・投球・水泳動作後に上肢のだるさや色調変化(蒼白・チアノーゼ)がある

当院の物理療法機器

当院では中周波治療器(IM-2000)・超音波治療器(ウルトラソン)・ラジオ波治療器(ラジオスティム)・低周波治療器(フィジオアクティブ)・立体動態波治療器(ES-8000)の5種類の物理療法機器を完備しています。手根管周囲の炎症・腱鞘の肥厚緩和・神経の滑走性改善・前斜角筋・小胸筋の緊張解放まで、症状に応じて使い分けます。ウルトラソンによる超音波療法は手根管周囲の軟部組織の柔軟性回復に有効です。

鍼灸+物理療法の段階的アプローチ

鍼灸は前腕屈筋群・前斜角筋・小胸筋などのトリガーポイントに直接アプローチし、神経の圧迫要因となる筋緊張を解放します。物理療法は組織の炎症緩和と神経滑走性の改善を促進します。姿勢改善指導も組み合わせ、再発しない体づくりをサポートします。

1

炎症・神経圧迫の緩和(初回〜1ヶ月)

ウルトラソンで手根管周囲の腱鞘炎症・肥厚を緩和。フィジオアクティブのTENSでしびれ・疼痛を軽減。鍼灸で前腕屈筋群(長掌筋・橈側手根屈筋)のトリガーポイントを解放し、手根管内圧を下げます。

2

胸郭出口・頸部アプローチ(1〜2ヶ月)

ラジオスティムの深部温熱で前斜角筋・中斜角筋・小胸筋を温めながら緩和。鍼灸で斜角筋群・鎖骨下筋のトリガーポイントを解放。ES-8000の立体動態波で頸部〜肩甲帯の筋硬結にアプローチします。

3

姿勢改善・筋バランス再教育(2ヶ月〜)

ES-8000の3DEMSで肩甲骨周囲筋(僧帽筋下部・前鋸筋)を再教育。なで肩・巻き肩の改善指導と肩甲骨の正しい動き方を習得し、神経・血管への慢性的な圧迫を根本から解消します。

4

定期メンテナンス

ラジオスティムのコンディショニングと鍼灸で頸部・前腕の疲労をリセット。デスクワーカーやスポーツ選手のシーズン中の定期ケアにも対応します。

鍼灸の効果について

手根管症候群に対する鍼灸のランダム化比較試験(RCT)では、正中神経の伝導速度改善・夜間疼痛の軽減・ピンチ力の回復に有効であることが報告されています(Hadianfard et al., 2015; Yang et al., 2009)。鍼灸の前腕屈筋群トリガーポイントへのアプローチは手根管内圧を間接的に下げ、正中神経の圧迫を和らげる機序が想定されます。胸郭出口症候群に対しては、斜角筋群・小胸筋への鍼灸アプローチが神経・血管圧迫の軽減に有効との報告があります。

ただし、親指の筋萎縮(母指球筋の著明な萎縮)・安静時に持続する激しい疼痛・血管症状(腕の変色・急激な冷感)を伴う場合は、整形外科・血管外科での精密検査を優先してください。当院では初回評価で状態を丁寧に把握し、医療機関との連携が必要かどうかを率直にお伝えします。

正直にお伝えしたいこと

手根管症候群・胸郭出口症候群は、生活習慣・姿勢・仕事・スポーツ動作が根本原因になっているケースが多く、施術単独では再発を繰り返すことがあります。当院では施術に加えてセルフケア指導・姿勢改善・作業環境の見直しの提案も行います。

重症例(母指球筋萎縮・電気生理学的異常の著明な例)では手術療法が有効な場合もあり、その際は整形外科受診をお勧めします。当院ではできることとできないことを最初に正直にお伝えします。

前斜角筋・小胸筋は神経・血管が隣接するため鍼灸での直接介入は行いません。これらの筋にはラジオスティム・ES-8000等の物理療法でアプローチします。

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